アミカさんとのあゆみ


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ねむねむぅ〜zzz
ベッドでご機嫌♪ ウー ウー ガウガウッッ!!! お手て〜。爪長いね〜。 清里で。ウッドチップ気持ちイィ〜♪

4.アトピーのこと。

 仔犬の頃からふわふわっとした毛ではなかった。
どちらかというと、ベタふわという感じ。
 家に来てしばらくすると、抜け毛がすごい。見るといつも掻いてる。
病院に行くと「アトピーかもしれませんね」といわれる。
『犬にもアトピーってあるの・・・?』それからアミアトピーとの共存が始まったの。
でも、先生は「犬のアトピーはこんなに小さい頃からはありませんね。だいたい1歳くらいからひどくなってくるんですよ」と・・・
 この辺で動物の皮膚ではとっても有名な先生の所まで1時間近くかけ毎週通った。
病院代は薬代だけで4万円払った事もあった。月に10万円以上はかかっていたかもしれない。
 どんな薬を服用しても、シャンプーを使っても、アミは皮膚が見えるほど全身の毛が薄くなった。

 自分でも犬のカイカイについて一生懸命調べた。
と、ある時知り合いの犬が、アトピーでアレルゲン物質を特定する血液検査をして、食べ物を変えたらすっかり良くなったと言う。
ソレだ!
紹介してもらい、その病院にGO!
すぐに検査してもらう。検査代は2万円ちょっと。
でも先生は「犬の場合、食品で改善される確率は、全体の数パーセントに過ぎません。」と・・・それでもいい。
血を採って、一週間くらいで結果が出る。100種類ぐらいの食べ物から植物、ダニ、虫などに対するアレルギー反応のレベルを見る検査。よく見ると、特殊な反応はなく、ほぼ人間のアトピーと同じ様な物に反応するらしい。
玉子、大豆、コーン、オートミール・・・そして、植物とダニ。

 食べ物はすぐに処方食に変えたけど、食べない。ぜんぜん食べない。臭いすら嗅がない。
なんとか、ササミの煮汁を入れたり、ヨーグルトをかけたりしながら食べさせる日々。でも、あんまり良くならないの。
 そこで、次はシャンプー療法も併用。週に3回。我が家は共働き。すごい大変。
でも、「これが一番効くかもしれない」そう感じた時から、薬をいっさいやめた。ステロイドともおさらば。

 そんなこんなで、今は調子がよければシャンプーは月に1回〜週に1回。
3歳になったくらいから、薬を飲むのは年に数回だけ。そして夏前の抜け毛の時期は、ステロイドの注射もします。
これでも、アミにも私達にも負担がかなり軽減されてきたところです。

 「ステロイド」と聞くと、それだけど「副作用」と思ってしまいます。当然、私もそうでした。
病院ではその事について、質問攻めした事もあります。「ステロイド=合成副腎皮質」。
薬に、ステロイドと書いていなくても、合成副腎皮質が入っていれば、それはステロイド剤。
副腎皮質は誰でもが体の中の副腎で作り出している物質だそうです。そしてソレを補うのがステロイドだそうで、長期に渡って服用している場合や、過剰な量を服用した場合には、副腎が自分で作り出す機能が低くなったりするそうなので、定期的に副腎の検査した方がより良いとの事。

 また、ステロイド剤服用の副作用は、筋力低下(足腰、腹筋などが低下し、肉が少し垂れ下がったりする)、心臓への負担、糖尿病、のどの乾きなど、きっと挙げれば切りがないのかもしれませんが、私は、ステロイドの副作用とは、あくまでも、過剰に、不適切に摂取した結果と思っています。
 飲む量を守り、使用法を守りっていれば、リスクを最低限に抑えられると思うようになりました。
だって、薬を飲ませず、毛が薄くなり、眠れないほど掻きむしって、落ち着きがなく、血が出ている生活をさせることは、アトピーっ子にとっては、その薬と同じぐらい、リスクがあるような気がします。

 私は薬に頼りたくないから・・・
 ・週に一度のシャンプー(ひどい時は病院でもらう薬品系。普段はナチュラルな物を選んでいます)
 ・洗浄綿で拭く(ノンアルコール、ノン消毒薬。犬用のウェットティッシュはただれてしまうので使えません)
 ・手作り食(夜のみ。生馬肉を中心として、アーモンドオイル、しそオイル、アボガド、りんご、パセリが主)
 ・馬油(掻き壊した所、ハゲちゃった所、カサカサになった所、ふけのひどい皮膚にすり込みます)

 インターフェロンガンマ、減感作療法も考えていますが、まだ調べ途中です。
アトピカ(シクロスポリン又はサイクロスポリン)も服用しましたが、頻繁にゲーをしていましたし、アミカには効果が見られないような気がして、あまり使いたくないと思っています。



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